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「風のガーデン」 第1話 ~スノー・ドロップ
「この作品を故緒形拳さんに捧げます」

この文字が画面に映し出された瞬間、悲しみで胸がいっぱいになってしまいました。
まさか、こんな形で第1話が放送されるとは…。
しかも主人公・白鳥貞美(中井貴一さん)は、すい臓の末期がんという設定。
そしてドラマのテーマ、「人は最期に何処に還るのだろう」。
緒形さんの演技、言葉の一つ一つに、重みを感じずにはいられませんでした。
「風のガーデン」というタイトル文字や、ドラマの中で使われている小道具のアチコチに、緒形拳さんの味のある素敵な文字が使われていて…。
 
冒頭は、解けの時期に真っ先に咲くという“スノードロップ”という花について、貞美の息子・岳(神木隆之介君)の語りで始まり、花言葉は「去年の恋の名残の涙」。
…といっても、これは“赤ひげ先生”と呼ばれている医者の貞三(緒形拳さん)が作ったもの。
貞三はかつては札幌の大病院の外科部長で、神の手といわれた手術の名人だったが、今は大学から身を退いて、故郷富良野で訪問医をしているらしい。
患者さん役の大滝秀治さんとの掛け合いは最高でした♪
何度も同じ事を質問されても、嫌な顔一つしないでにこやかに丁寧に答える貞三。
緒形さんの笑顔…。 この笑顔があと何回見られるのかな?と、ついつい重ね合わせて観てしまいましたわ。(・_・、)

そして東京では…。
貞三の息子で高林医大病院で麻酔科・准教授をしている貞美が、医大生?たちに講義をしているシーン。
大忙しの貞美は麻酔科医をパイロットに例えて、軽いジョークを交えながら…どうやら、中井貴一さんの七三にきっちり分けられた髪型の見た目とは全然違うキャラ(笑)
女性関係も派手だったらしく、バツイチで奥さんの自殺の原因にもなったという、愛人で看護師長の妙子(伊藤蘭さん)ともズルズルと関係が続いているみたい。
しかも今は、デビューを目指している歌手の茜(平原綾香さん)という新しい恋人もいるようで、公私共に絶好調…という感じでしたよね。
でも富良野には知的障害を抱えた息子・岳と、妻・冴子が遺した「風のガーデン」の手入れをしている娘のルイ(黒木メイサさん)がいるにもかかわらず、今は絶縁状態で長い間会っていないらしい。
で、ルイの恋人には妻子がいる…(^-^;A

そんな貞美が手術を担当することになった、株不正取引の黒幕・二神(奥田瑛二さん)。
株取引のために病院にまで機材を搭載したキャンピングカーを持ち込んだりして、なかなかのやり手ですわ。
病人とは思えないぐらい、タバコをスパスパ。(^_^;)
すい臓がんの末期だったらしく、元の癌は取り除いたものの、転移が広がっていて手の施しようがなかったようですね。
ところが霞ヶ関病院の西院長(平泉成さん)からは「初期」ということにして、本人や家族にさえ詳しい病状は隠すよう指示されていました。
何やらまだまだ他にも黒い組織がいるらしい、怪しい雰囲気…。
二神には妻との離婚後、会っていなかった娘の香苗(国仲涼子さん)が病気を知って駆けつけていましたが、二神を取り巻く人間たちにすぐに引き離されて事情ありあり。
そんな二神親子と、何となく自分と重ね合わせていた貞美。
そして奇しくも、貞美もまた同じすい臓がんを患っていました。

でもこういう時、お医者さんって辛いですね。
このところの激痛で異変を感じた貞美は、自身の血液検査を依頼。
自分の腹部をエコーで診察して、病気を知ってしまう…というシーンは、切なかった…。
姉の冬美(木内みどりさん)から、妻・冴子の7回忌と、ルイが参加する“よさこいソーラン祭り”を観に行くよう勧められ、富良野への思いを馳せる…。

富良野でのシーンは、美しい「風のガーデン」の花々と、貞三と岳の会話でほのぼのさせられますわ。
“初恋”について話す貞三の柔らかな表情と、二人の丁寧な日本語。
今時のおじいちゃんと孫たちは、あんな風に敬語で話さないよな~と思いつつ、全然不自然に見えないから不思議。
貞三が考え出す、オリジナルの「花言葉」も楽しみです。

ちなみに、公式サイトで紹介されていたのは…

    プルモナリア・ラズベリースプラッシュ…小学生の淡い初恋
    プルモナリア・ルイスパルマー…早熟な乙女は わりとすぐ老ける
    プルモナリア・ノーザンライツ…オーロラの贈り物

でした。




 ポチッと押して帰ってくださると、嬉しくて小躍りします♪(笑)
よろしくお願いします~(^^ゞ

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テーマ : 風のガーデン
ジャンル : テレビ・ラジオ

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(非公開コメント受付中)

辛くても観るわ(/_;)
>「この作品を故緒形拳さんに捧げます」
私もこれにはウルウルでした(・・、)

どうしても緒形さんの死を切り離しては見られないですよね。

大滝さんとのシーンは良かったですよね~。
演技とは思えない大滝さんにも拍手です(笑)
それでも「(≧∇≦)ノ彡 バンバン!」
なんて顔文字も使えなくて困りましたよ(^_^;)
レビュー書き難っ!
大滝おじいさんの手をさすりながらカルテを書いてる
貞三がすごく良かったです。

>病人とは思えないぐらい、タバコをスパスパ。(^_^;)
ここは煙たかったですね~。
まずそれをやめなさいって言いたかった(笑)

おじいちゃんとルイの敬語での会話シーン。
真面目な話かと思いきや…
お茶目なおじいちゃんが良かったですわぁ(^▽^;)

「花言葉」もオリジナルってとこが面白いですよね。
これらの言葉がまたドラマを盛り上げてくれることでしょう。
そうですね…(ノ_<。)
>manaさん
何だか、まだ信じられませんわ~。
ドラマの中の緒形さんは、まだまだお元気そうなのに…。

>どうしても緒形さんの死を切り離しては見られないですよね。
そうなんですよ…。
大滝さんとのシーンなんか、私もそれこそ「(≧∇≦)ノ彡バンバン!」で大絶賛したいところなのに。(^_^;)
そうそう!あの手をさすりながら…良かったですね。

まずあのタバコをやめないと、治るものも治りませんって~(^▽^;)アハハ
ギラギラ&ギトギトな奥田さん、流石です!

ルイとの会話のシーンも良かったですね。
あんな風にサラッと聞かれたら、私ならつい喋っちゃうってなもんです(笑)
うんうん(^_^) お茶目なおじいちゃんキャラが、可愛い♪
倉本作品は先生が「うち来る」でコメントしたとおり、見えない土台もちゃんと作ってありKYな視聴者優先の台無しドラマとは違う骨の入ったドラマでした。まあ俳優がちゃんとしてる。顔がいいだけの人は出てないし、黒木メイサさんですら「1ポンドの福音」とは別人のよう。

花言葉、まじめかと思いきやかなり性的な色っぽいものが多い。倉本センセもやるなあと感心。緒形さんと黒木さんの「興味本位です!」というやり取りも最高。こんなのがこういう重いドラマに挟まってるんだものなあ。参っちゃいますね。
まあ、設定や内容が目新しいかどうかという事よりもまとめきれない駄作を山積みするよりは心に響く佳作を求めてるのだなあとこの作品でつくづく感じた次第です。

前期ドラマがとってつけたような途中でレギュラーが死んだり刺されたり死にそうになったりいかにも話題づくり優先の脚本で流れも何もなかった。
誰かが「海と空の教室」を野島作品のリスペクトと書いていたけれど、本当にそう見えたし残念でした。でも野島作品って正当なドラマというものを中心で考えるとしたら、禁じ手が詰まったバグが仕込まれた作品であり、その粗悪コピーともなると最悪としか言いようがない。第三話をみた時ダンドリの展開(無駄のない内容)になんか見てはいけないアングラな臭いを感じちょっとハイになってしまいましたし。

「ブラッディマンディ」も見たのですが・・・なんか2時間でここまで詰める内容って逆にやりすぎというか・・・。
「24」でも設定をしっかりさせる為のイライラする時間は設定されてますが、リアルタイムでもないブラッディには本来あるべきそれすらない。なんか必死すぎる作りの中になんか入りこめなかったなあ。

私は倉本さんのような旧式な作り方が一番オーソドックスな古びれないものだと今回は痛感いたしました。

結果癌で亡くなった緒形さんが別の形で癌に向き合う役柄だったのもそれを全うするかのように死期を迎えられたのも何か導かれたもの、選ばずして選んだ道だったと思います。

無茶をして減量した中井さんが実はとうに事故で亡くなったお父さんの年齢を越し、見えない未来を歩いてるのでご病気のないくらいの無理でなければなあと老婆心ながら危惧しています。まあ、何かあっても役者冥利かもしれませんが、せっかく育った名優を早死にさせるのは惜しいので細くてもいいから長く続けて欲しいなと思う次第です。

そうそう、最近ドラマの「愛と誠」を見ましたら、なんと平泉さんがイケメンマッチョの体育教師役。河原さぶさんが髭の長髪の不良グループの一人というとんでもない配役に驚きました。まあ、気がつかなかったとはいえ、皆さん若い頃は色々やられてるわけですよねえ。
>しとろえんさん
同じ俳優さんでも、作品によって演技が光って見えるから不思議ですよね~。
特に黒木メイサちゃん…うんうん(^_^)
倉本さんの脚本は「台詞」の隅から隅まで聞き逃したくないぐらいです。
「興味本位です」のくだりでは、独特の倉本さんワールドが散りばめられていて、おじいいちゃんと孫…というシチュエーションもイイですよね♪
「太陽と海…」はレビューを書いてませんでしたが、途中からイライラしながら観てて、暴れそうになったことも(笑)

あっ!「ブラッディマンディ」も、とりあえず観ました!(^^ゞ
確かに2時間ドラマで終わっても良かったぐらいの勢いで、展開が速かったですよね~。
みんな「悪の組織」の一員に見えるし(笑)
思ったより面白かったですが、ツッコミどころも多かったですわ(笑)


>結果癌で亡くなった緒形さんが別の形で癌に向き合う役柄だったのもそれを全うするかのように死期を迎えられたのも何か導かれたもの、選ばずして選んだ道だったと思います。
そうかも知れないですね…。
ホント惜しいというか、悔しいというか…。
確か、中井貴一さんもお父さんの年齢を超えたことで結婚を決意した…みたいなことを仰ってたので、やはり父親の存在は大きかったってことですよね。
そっか~。病気の役だったから、痩せられてたんですね。

うわ~。「愛と誠」…私はお子ちゃま過ぎて観てません(笑)
でもイケメンマッチョな平泉さんと、不良グループの一員・河原さぶさん、観てみたい!(≧∇≦)ノ彡バンバン!


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◆緒形拳さん(のつもり) 緒形拳さんは、毎週木曜よる10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『風のガーデン』に白鳥貞三 役で出演しています。 一昨日は第1話が放送されました。 ●あらすじと解説と感想
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