「風のガーデン」 第8話~フロックス
岳は朝早くからガーデンへ行き、“ガブリエル”を捜すものの、姿はなく…。
ルイの言いつけ通り、「エゾエンゴサク」の球根を掘っているところへ、ひょっこり現われたガブさん(笑)
怒っていないと確認して、ホッとする岳。
このときの二人の会話が楽しかったですね。
暫く姿を現さなかったのは、三沢のおじいちゃんを天国へ送っていたから…とか、船で渡る「三途の川」の話を、町のコンビニの「サンズ」から名づけた…という話に、思わずクスクス。
岳に球根の掘り方を教えてもらい、一緒になって探す貞美はまた至福の時という表情でした。

そこへ掛かってきた一本の電話。
神様からの電話を不審がる岳に、「ヘブンコール」だと咄嗟の嘘をつく貞美。
貞美の“嘘”はどんどんエスカレートしてますやん(笑)
実は水木から交通事故の緊急手術で、麻酔医を探している…という用件だったのですが、その依頼を引き受ける貞美。
さすが医大で麻酔科・准教授をしていただけあって、立ち会った医師や看護師たちが感心するほどの見事な施術。
オペが終わった後、院長たちからせめて緊急のときだけでも…と熱望されるも、体調不良を理由に断っていたようです。

そして帰り道…。
酷く疲労した貞美は睡魔に勝てず、信号待ちでもついウトウト…。
もしかしてオペに立ち会うために、いつもより痛み止めを多く飲んだとか?
あの睡魔はちょっと異常でしたもんね。
やっとのことで車を脇に寄せ、その場でしばし仮眠。
その頃、ルイはさゆりにこれまでの貞美について話をしていました。
キャンピングカーで暮していること、富良野へ来ていることはおじいちゃんに話すなと言われていること…。
ルイに相談され、貞美の元を訪れた二人は、診察室のようなキャンピングカーで患者さんを診察している…という貞美の話をそのまま信じてました。
絶縁状態の貞美と貞三の仲を取り持つ…と話し合っているところへ、やって来たのが修。
全く、彼はタイミングがイイやら、悪いやら(笑)
最初の「ルイのフィアンセだっ!」の威勢の良さは何処へやら、貞美がルイの父親と判るや否や、「失礼します!」と慌てて走り去って行った修…逃げ足も速い(笑)

そんな時、エリカに歓迎会だと誘われて連れられた先はお寺で、そこでは貞美の『生前葬』が行われていました。
神妙な面持ちの同級生たちとは裏腹に、弔辞の中身は貞美の学生時代の暴露大会(笑)
貞美の病気のことは誰も知らないとはいえ、笑えないな~と最初は思ってしまったけど、何とも微笑ましい光景でしたね。
号泣する貞美も何だか嬉しそうで、自分を温かく迎えてくれた同級生たちに、逆に元気を貰えたかも知れません。

そしてオペに立ち会った看護師から貞美の話を聞き、富良野へ帰ってきていると知った貞三。
あんな形で絶縁状態なのに…という心配は取り越し苦労でした。
実は「富良野へ二度と来るな」と貞美に言ったことを、貞三は後悔していたのですよね。
「おじいちゃんも息子に会いたい」
ルイに素直に謝っていたのは拍子抜けだったけど、これも月日が経ったというか、自分の老いも感じるようになったお年頃になったせい?
「君らの父さんより先に死にます…」と話していたことが、後で貞美の病気を知るという伏線になっていて、驚きと悲しみが一層増した気がします。
貞三がキャンピングカーで見たのは、点滴で眠っている貞美の姿。
無造作に置かれていた麻薬パッチとエコー写真で、察しがついてしまったようですわ。(・_・、)
何も言わず、その場を去って行った貞三。
車のドアが開いていたこと、「弔辞」が車の外に落ちていて雨に打たれていたこと…
貞美の痛みがまた尋常でなかったことが伺えて、辛かったですわ。

予告では優しい笑顔の貞三との再会。
あのシーンを観ただけで、思わず涙腺が緩んでしまいました。(・_・、)



今回の花言葉・・・・・

 ・「フロックス(パニキュラータ)・ノラレイ」…妖精たちの新盆の迎え火





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テーマ : 風のガーデン
ジャンル : テレビ・ラジオ

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(非公開コメント受付中)

今回は衝撃に向かう為の構築の総仕上げ。そして衝撃。
今回は笑いは抜きに語ります。

>岳は朝早くからガーデンへ行き、“ガブリエル”を捜すものの、姿はなく…。
ウソもつく、饒舌に語る。こういう岳の姿に驚くかもしれません。
つまりは純粋に思うところではこういう気難しくみえる人間も喋りたい、交流したいのだと。
三途の川は彼に難しすぎたかもしれません。そもそもが概念の世界。川を渡ってあの世に行くのも、イメージの世界。闇に沈む恐怖を癒すための方便なのですが、死を恐れて腰を引く事が生きる事ではなく、色即是空、空即是色。
人は生まれながら自然に見守られているのです。全てを排除して進む方向を心静かに感ずればそこに答えは見えてくるのであると、それは生死を越えていくものだということなのでしょう。

電話の声の石田さんも気負いがない。こういうなにげなさがいいのだなあ。
彼女の持つべき世界はかなり重美の世界を増幅してます。

>院長たちからせめて緊急のときだけでも…と熱望されるも
富良野は田舎だから麻酔医がいてもあんな腕のいい職人はいないんでしょうね。

>酷く疲労した貞美は睡魔に勝てず、信号待ちでもついウトウト…。
これはそうとう危ないですね。死んでいてもおかしくない。
麻薬服用で自動車運転なんて許されるんでしょうか…。いやあ、危ない。
大声出して走るのは有効ですけれど…

>ルイはさゆりにこれまでの貞美について話をしていました。
揺れる女心がよく表現されていました。
小百合ちゃんの前で話す身勝手な父への不安、父の前だと娘になって甘え、祖父の前では父を庇う。どれもが素直に思う彼女の気持ち。相反する気持ちも人間の素直な感情の表れなのでこういうとりとめのないスケッチも娘と父の近くて遠い距離を表していますね。

>最初の「ルイのフィアンセだっ!」の威勢の良さは何処へやら
若いねえ。(笑 でも年上の男は手強そうだからバーンと一発かましておきたかったんじゃないでしょうかね。まさに空回り。
>「失礼します!」と慌てて走り去って行った修…逃げ足も速い(笑)
逃げる後ろにガーデンとつぶやき続ける岳の姿が。こういう対比の映像が緩衝材として今回全編に散りばめられてますね。落差とは、そういうものだ。
そしてストーンと落とされる気持ちは恋愛の如くドラマに釘付けになるという仕組。
倉本さんのハンドパワーに完全に吸い込まれてます。

>そこでは貞美の『生前葬』が行われていました。
>弔辞の中身は貞美の学生時代の暴露大会(笑)
つまりは何重にも重ねたサプライズ。
つまりは、誰の葬式?→生前葬→暴露大会→歓迎をこめてのサプライズ同窓会。
そんなみんなの笑顔の中で実は、礼拝に訪れた弔問客たちが彼の死を間近に迎えるデジャヴを体験するなどと誰も思っていない…。倉本先生の仕掛けた笑いの底にあるブラックな未来の現実の上から塗り重ねてるまさにダヴィンチの技の如し。


そしてオペに立ち会った看護師から貞美の話を聞き、富良野へ帰ってきていると知った貞三。
あんな形で絶縁状態なのに…という心配は取り越し苦労でした。

>「富良野へ二度と来るな」と貞美に言ったことを、貞三は後悔していたのですよね。
感情に任せて一度口をついたものは引っ込みが付かない。
更に、孫たちの環境や帰ることの叶わない息子を客観的に見るに、自分の一言が全ての元凶。月日が癒す事もあり、齢が教える事もある。
何事もポジティブだという事は 間違いを認めて戻る勇気をもつことにあるんだなと改めて感じさせられる場面です。それも命を絞るような言葉は重い…。

>「君らの父さんより先に死にます…」と話していたことが、後で貞美の病気を知るという伏線になっていて、驚きと悲しみが一層増した気がします。
贖罪を求め死の前の清算に向かう、その為の現実の自己確認でしたが、現実は遥かに予想を凌ぐ蝕みよう。「地獄の黙示録」のハイテンション・ワーグナーのアリアからドンパチがラストには闇と静けさの中で恐怖だと繰り返しつぶやくのみ…なぜかそういう感じに似ているような気もします。人の気持ちとは無関係に時は容赦なく流れてその流れに呑まれていく。人の存在はそういう意味でも小さいものなので 些末な事に振り回され時間を徒労や疲弊で終わらないように奮起しなければいけませんね。
生ある限り。

>貞三がキャンピングカーで見たのは、点滴で眠っている貞美の姿。
音もないほとんど闇の中食い入るように見入ってしまいました。身震いのするほどに毛穴が浮き立ちながら…。
今もまだ思い出すとざわざわします。
シチュエーションはやりれないほどに痛みの中に落とされる驚きとその怖さを知ること。
現実に向かい合う決意をしたはずとは想定外の桁違いのすごすぎる現実に答えは一時猶予を余儀なくされる…。
それを絞りだした緒形さんのメッセージがこの映像なんだと、感謝を何度祈っても我々には足りないくらいの遺産を前にその素晴らしさに声も出ないほどです。

>車のドアが開いていたこと、「弔辞」が車の外に落ちていて雨に打たれていたこと…
つまりは、これも象徴であると。仮の葬式は祭りの後のように雲散霧消で終わるけれどもその上に降る雨はこれからの現実に流す涙なのかもしれません。

>予告では優しい笑顔の貞三との再会。
我々も時間を無駄に出来ないのであると思います。
40を過ぎてくると、同級の人間も欠けるように亡くなっていく。そうでなくとも会おうとした人が死んでいっている。一期一会とは言うけれど、会おうとしなければ後で後悔するもので、人との出会いはいつでもどこでも偶然会えるのではありません。
必然に会うには努力が要るということ。悔いを残す人生を重ねすぎない、そんな整理が出来なくならないように 人は動いておかなければならないのかもしれません。


コラボ限定新作、これで最後というところで新作が何点か出来てきてます。
イノセントは今のところ新作はなし。
新作の超大作は仕掛けも大仕掛け。お楽しみに♪

で、今回の限定コラボは ジャイアントロボをモチーフ。世間にあまりなじみのない原作に近いので特撮を知らなくても大丈夫です。音もイノセントに聞こえる第三弾。
書き足した部分もあります。探してみましょう。(笑
>しとろえんさん
岳に「概念の世界」を理解してもらうのは、難しいかも知れないですね。
貞三と岳の会話も好きですが、“ガブさん”になりきった貞美との方も微笑ましいです。

ドラマを途中から観た娘は、石田さんの電話のぶっきら棒さに「???」だったようですが、後のシーンで納得してました。(’-’*) フフ
しかし、ホント自然ですわ~。

>逃げる後ろにガーデンとつぶやき続ける岳の姿が。こういう対比の映像が緩衝材として今回全編に散りばめられてますね。落差とは、そういうものだ。
そしてストーンと落とされる気持ちは恋愛の如くドラマに釘付けになるという仕組。
倉本さんのハンドパワーに完全に吸い込まれてます。
うんうん(^_^)
岳の使い方…とういうか、彼のさり気ない映り込みが絶妙ですね。

>何事もポジティブだという事は 間違いを認めて戻る勇気をもつことにあるんだなと改めて感じさせられる場面です。それも命を絞るような言葉は重い…。
「間違いを認めて戻る勇気」これはなかなか難しいですが、年齢を重ねた貞三だからこそ素直になれるのかも…。
何しろ、自分の息子ですしね。
お父さんに会いたい…と思うルイたちの気持ちも、理解できるでしょうし。
それにやっぱり緒形さんの台詞ということで、重みを感じずにはいられません。
一つ一つの言葉を、しみじみと噛み締めながら…。

>必然に会うには努力が要るということ。悔いを残す人生を重ねすぎない、そんな整理が出来なくならないように 人は動いておかなければならないのかもしれません。
日々生活していると、本当に1日があっという間に過ぎて、色んなことが後回しになってしまってます。(^_^;)
後悔ばかりの人生ですわ(笑)
40過ぎると…ホント、そうかも知れないですね。
なかなか実行には移せませんが、そういう気持ちを忘れないように、心の片隅には残しておきます。(^^ゞ

うわ~!ジャイアントロボ♪(≧∇≦)ノ彡
ギリギリ知ってます(笑)
お兄ちゃんの顔が、また絶妙ですやん♪
金槌とオーボエがイイ!(^.^)
10月20日より…初回は15分延長~って、また細かい!ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
プロフィール

りんりん

Author:りんりん
ドラマ好きのお調子者です(笑)
相変わらずのバタバタモードのため、ドラマレビュー少な目&コメレスは遅れがちでスミマセン。(^_^;)
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