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「風のガーデン」 第9話~ラムズイヤー
貞美のキャンピングカーで病気を知ってしまった貞三は、札幌の水木のクリニックへ…。
覚悟はしていたものの、実際自分の息子が余命数ヶ月、化学療法の効果も殆どなく、今は麻薬で痛みを誤魔化している状態…と聞かされた時のショックは計り知れません。
その事実を一人で抱えきれなくなって、義姉・春江(草笛光子さん)のところへ足が向いたのかも知れませんね。
自分の貞美に対する今までの仕打ちを、きっぱりと嗜めてくれる人物。
すでに心は決まっていても、「家に呼び戻してあげなさい」と後押しして欲しかったはず。

その頃、貞美はガーデンで花の講義と、貞三の作った花言葉を岳から聞いていた。
そこでふと耳に止まったのが「カンパニュラ・ウエディング・ベル」、花言葉は「孫娘を嫁に出す日」。
岳はすぐに察して、ガブさんの為に何本か切ってくれました。
もう一種類はサブタイトルにもなっている「ラムズイヤー」。
これは「羊の耳」という意味らしいですが、貞三が作った花言葉は「生まれたばかりの孫の耳たぶ」。
キャンピングカーに戻った貞美が、岳に切ってもらったカンパニュラとラムズイヤーを愛おしそうに眺めていたシーンがあって、思わず涙腺が緩みました。
しかし母親・冴子の花言葉はあっても、貞美の花言葉はなく…。

ある日、エゾエンゴサクの球根を掘っていた貞美のところへ修がやって来て、「ルイを俺に下さい!」と唐突な申し出が…。
とりあえず「モノではありません」はお約束。(^^ゞ
ド緊張のなせるワザなのか?(笑)、「順序としてまず、“製作者”であるお父さんに…」は笑ってしまいましたわ。(’-’*) フフ
貞美の表情にもつい笑みがこぼれる、何とも微笑ましいシーンでした。
しかしこれを知って、大激怒したのは猛。
ボッコボコに息子・修を殴って、貞三のところへ謝りに行ってました。
「これ以上、医者の仕事を増やすのはやめなさい!」と止める貞三の台詞には思わずクスっと笑ってしまったけど、元ボクサーのお父さん(違)に殴られて相当痛そうでしたわ~(^_^;)
でもエンドロールにはその後のシーンがちゃんと入れてあって、ホッとしました(笑)

その夜、富良野に台風が接近…。
診療所が停電して、ロウソクの明かりの中、貞三はルイに貞美の病状を伝えました。
上原のおばあちゃんに会って、全てを話してきたこと。
今までの自分の態度を詫び、これからどう接していこうかと相談。
突然の貞三の告白に動揺したルイは、頭の中が真っ白という感じでしたね。
とりあえず当分の間はルイは知らないことに、岳にはそのまま“ガブリエル天使”だと通す。
部屋にいるものだと思っていた岳は、台風が接近する中、ルイの言いつけ通りガーデンで花の補強を
し続けていたらしく、もしかするとこのまま父親の存在も知らないまま…と、何とも切ないシーンでした。

そして、貞美の病気を知ってしまった智美とエリカ。
自分たちが計画した「生前葬」をルイに責められ、後悔していましたが、でもあれがきっかけで貞美も同級生たちの友情に感動して、気持ちも前向きになっていたような気がするので、結果オーライでしたよね。
そのお詫びに…という訳ではなかったですが、身の回りの世話をさせて欲しいと申し出たエリカ。
今でもまだ好きなままかも知れないという言葉も、照れてたけど貞美は嬉しかったはず。
そんな二人のところへ、普通にやって来た貞三。
しかも満面の優しい笑顔…。
最初は目も合わせられなかったようですが、あの笑顔に貞美も救われたはず。
そこから穏やかに貞三の話は続きます。
病気を全て知ってしまったこと。
ルイたちから引き離してしまったことを詫びる貞三に、今までの自分を許して欲しいと頭を下げる貞美。
家へ帰ってこないか?治療の役に立てるかも知れない…という貞三の申し出に、心から感謝する貞美でしたが、即答はまだ避けたようですね。

「君が今一番したいことは何なんだろう」
「生きている間にやっておきたいことは、ないかね?」
この台詞は、思わず緒形さんに重ねてしまいました。(・_・、)
最後の最後まで役者として生き抜いた緒形さん。
この時の台詞を、どんな気持ちで演じられていたのか…。
緒形さんの右肩にずっととまっていた“トンボ”が、まるでその様子を見守っているかのようでした。

貞美は「ルイとバージンロードを腕を組んで歩いてみたかった…」と話していましたが、その夜もルイのことを思い、車の前にエゾエンゴサクの球根をずっと植え続けてました。
「来年の春、楽しみに待ってろよ」
父の思いを知り、胸がいっぱいになるルイなのでした。



今回の花言葉は・・・・・

 ・「タリクトラム・デラバイイー」…看護師さんのチラリズム
 ・「ハクロニシキ」…死ぬ人が漏らす 最後の溜息
 ・「ポリゴナム・アンプレキシコール」…あのね、残り物に福って、あれ嘘よ。 
                        そうそう、残り物はやっぱり残り物。
 ・「ベロニカ・ブルーリーゼン」…逝ってしまった 冴子の記憶
 ・「セファラリア・ギガンティア」…かなり目標ラインを下げないと、結局一生独身で終る
 ・「クロコスミア」…モテることと遊ばれることは 一寸ちがう
 ・「ユーパトリウム」…どうしてあたいの美しさを、みんな認めようとしないんだ
 ・「ラムズイヤー」…生まれたばかりの 孫の耳たぶ



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テーマ : 風のガーデン
ジャンル : テレビ・ラジオ

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(非公開コメント受付中)

>貞美のキャンピングカーで病気を知ってしまった貞三は、札幌の水木のクリニックへ…。
ここら辺の対応がやはりお医者様ですよね。理論だててちゃんと現実を受け止めにいく。しかし、覚悟を決めたとはいえ厳しい現実が変わるわけでもないわけで、深い話が出来るだけ 重い現実を受け止めなければならない これが医者の性でもあるんでしょうねえ。

覚悟はしていたものの、実際自分の息子が余命数ヶ月、化学療法の効果も殆どなく、今は麻薬で痛みを誤魔化している状態…と聞かされた時のショックは計り知れません。

>義姉・春江(草笛光子さん)のところへ足が向いたのかも知れませんね。
「姉さん、私はどうしたらいいでしょう」と力なく漏らす貞三。なんかいたたまれないですねえ。でも、こうやって耳が痛いご意見番のところへアドバイスを貰いに来る。
こういう心遣いが最近なくなってきてるのがいろいろな問題や犯罪に結びついてるようにも思います。人に相談できる環境は与えられるものでなく、まず自分で動いて開拓するものなんでしょうね。

草笛さんが相変わらずキレイ!「光子の部屋」はさすがに見てませんが、すごいです。「熱中時代」フナコッシーパパの奥さん役でもありました。
また、声もようやく出てる貞三と違い、張りのある発声だこと。(笑

>岳はすぐに察して、ガブさんの為に何本か切ってくれました。
ここらへんの対応がなかなか小ニクイですね。(笑 

>キャンピングカーに戻った貞美が、岳に切ってもらったカンパニュラとラムズイヤーを愛おしそうに眺めていたシーンがあって、思わず涙腺が緩みました。
おそらく生まれたときに触れなかったであろう岳の耳たぶと、近い将来の晴れ姿を見る事も出来ない娘というのは感傷的な時間に浸るにはこれ以上もいらない素材であったろうと思います。

>母親・冴子の花言葉はあっても、貞美の花言葉はなく…。
そこはやっぱり重く受け止めるところなんでしょうね。結果としてそういう次元の話ではなくなってきてるのですが、人は感傷的な時間に浸って前進をつい止めてしまう。
種を撒いた自分が悪いと思えば思うほど足が止まる。本当に必要なのは少なくなった時間と向き合い進む勇気なんですけどね。現実となかなか向き合えないのは医者であろうが変わらないのかもしれません。

>ド緊張のなせるワザなのか?(笑)、「順序としてまず、“製作者”であるお父さんに…」は笑ってしまいましたわ。(’-’*) フフ
いやあ、私はドサクサにまぎれて下ネタを彼の連想ゲームの中に入れてる倉本さんの茶目っ気に笑ってしまいました。「あんた、この感動作品に何を入れてんねん!(笑」

>元ボクサーのお父さん(違)に殴られて相当痛そうでしたわ~(^_^;)
腕っ節が強そうで、何より殴り方のカタが決まってましたよねえ。
「幸せの黄色いハンカチ」で武田鉄矢さんがたこ八郎さんにからまれて殴られるシーンがあるのですが、あのまぬけな顔とパンチドランカーの人のパンチとは思えないくらい鋭い動きでした。ボクサーってホントすごいんですよね~。

>エンドロールにはその後のシーンがちゃんと入れてあって、ホッとしました(笑
そうそう、エンドロールにそういうシーンがあったことに気付いたのは最近なんですよ。けっこう画面から目を離して余韻に浸っていたもんですから。またちゃんと見直さないといけませんねえ。

>突然の貞三の告白に動揺したルイは、頭の中が真っ白という感じでしたね。
自分さえ大人の対応をしておけば、普通の父と娘の時間が取り戻せると思っていた矢先ですからねえ。しかも母を幼い頃に亡くしているし…。
幸せを取り戻せると思ったら、それが最後のチャンスになるなんて若い彼女に受け止めるには重過ぎる現実だったかもしれません。

>台風が接近する中、ルイの言いつけ通りガーデンで花の補強をし続けていたらしく、
仕方がない事が続いていた中、仕事を与えたら終わるまではその仕事を決して止めない自閉症の弟に出したコマンドをようやく思い出し、駆けつけて声を絞るようにして謝るルイ。今回一番感情をかき乱されたのは彼女なんでしょうね。
FURIN相手には厄介者のように捨てられ、積年のわだかまりのある父との再会。こういう苦難を乗り越えてなお試練がある。その中で生きていくルイがこんなにも動揺を隠せないでいるのは彼女らしい人間らしさなんですよねえ。
メイサちゃんの体当たり演技もよかったですねえ。

>自分たちが計画した「生前葬」をルイに責められ、後悔していましたが、
ルイのあまりの豹変振りにあわてて駆け寄り車のキーを抜くふせえりさんのあわてっぷりがやけにリアルでした。(笑
こういう風に、まもなく死ぬ人間に内緒で生前葬という掛け合わせ、父の余命の告知後にその生前葬の話を笑い話で聞かされる、とかかなり見事に全ての題材が絡み合ってくるような仕掛けが心憎いですね。
倉本さんに是非次回作も…とお願いしたいです。

>あれがきっかけで貞美も同級生たちの友情に感動して、気持ちも前向きになっていたような気がするので、結果オーライでしたよね。
いやあ、ああまで完璧にお茶繰られたらある意味憑き物が取れるでしょうねえ。(笑
愛すべきみんなの心づくしがうれしくないわけがありませんからねえ。

>今でもまだ好きなままかも知れないという言葉も、照れてたけど貞美は嬉しかったはず。
そりゃあ、昔のなじみのしかもかなり想いを寄せた人に面と向かってコクられた日には、ニヤケ顔も出ますでしょうね。女たらしの最後の勲章となる喜びでもあるのでしょうね。華麗なる女たらし遍歴の中ではその勲章が一番輝いてるかもしれませんが。

>最初は目も合わせられなかったようですが、あの笑顔に貞美も救われたはず。
>この時の台詞を、どんな気持ちで演じられていたのか…。
今回はかなり構図も美しかったです。この穏やかな久しぶりと成る父子会談の椅子に深く座って語りかける父を斜め向き奥に置いた画柄はなかなか安定感のあるものでした。
その映像に静かな二人のやりとりが役者としてのカケヒキでもある。素晴らしいの他言葉が出ません。死の前にあんなに穏やかになれるものか。その穏やかな場を適材適所に提供できた素晴らしい脚本家、そしてそれに答える仲間たち。
至福の職場を全うして旅立たれた緒方さんの魂が安らかであったろうなあという側面も垣間見れる そんな場面でもありました。

>「来年の春、楽しみに待ってろよ」
>父の思いを知り、胸がいっぱいになるルイなのでした。
このシーンの後、引いた闇の中での二人のカット。胸が締め付けられるようです。

>・「タリクトラム・デラバイイー」…看護師さんのチラリズム
 おいおい、おじいちゃ~~ん。(笑
>・「ポリゴナム・アンプレキシコール」
   …あのね、残り物に福って、あれ嘘よ。 そうそう、残り物はやっぱり残り物。
と、言う事は 佳音ちゃん、やっぱり彼は残り物ですって。(笑
>・「セファラリア・ギガンティア」
      …かなり目標ラインを下げないと、結局一生独身で終る
 誰に対してのメッセージなんだ。(笑
>・「クロコスミア」…モテることと遊ばれることは 一寸ちがう
 これはルイへのメッセージかなぁ。
>・「ユーパトリウム」…どうしてあたいの美しさを、みんな認めようとしないんだ
 おじいちゃん、何があったの?(笑

限定コラボ新作は高山係長。
小さく書いてありましたが「あいる びー ばっく」(ターミネーター2の「私は戻ってくる」という台詞。1にも出てきた台詞を宣伝向けにフューチャリングしたんですね)というかなり小さい文字で書いてありました。もう地デジ対応ドラマなのか?(笑

そういうなかで会社名がこういう懐かし映像で埋めてみました。林檎も関係あるんですよ。(笑 ポカリの缶の上のほうで着物でジャンプしてるのは?という仕掛けもあります。
>しとろえんさん
>理論だててちゃんと現実を受け止めにいく。しかし、覚悟を決めたとはいえ厳しい現実が変わるわけでもないわけで、深い話が出来るだけ 重い現実を受け止めなければならない これが医者の性でもあるんでしょうねえ。
きっと息子の病気を知って相当ショックだったでしょうに、気丈に振舞っている貞三の姿が余計に涙を誘いました。

>おそらく生まれたときに触れなかったであろう岳の耳たぶと、近い将来の晴れ姿を見る事も出来ない娘というのは感傷的な時間に浸るにはこれ以上もいらない素材であったろうと思います。
「ガーデン」というタイトルだけあって、さすがアチコチで草花が効果的に使われてますよね。
最近は観葉植物や花たちに癒される毎日なので(笑)、結構楽しみにしています。(^^ゞ

倉本さんって、割と下ネタ好きじゃないですかね?(’-’*) フフ
今回の「製作者…」には思わずクスリ。修のシーンはほのぼのしてて好きですわ~(^.^)

うわっ!たこ八郎さん、懐かしい…。
ボクサーなガッツさん、久しぶりに拝見しました(笑)

ルイを演じるメイサちゃんの体当たり演技、ホントにいいですわ~(^_^)
父親との久しぶりの再会から、岳と交わす何気ない台詞に、修への仕打ち(笑)…。
緒形さんも、本当に可愛がっておられたそうで、その光景が何となく目に浮かぶようです。

>その映像に静かな二人のやりとりが役者としてのカケヒキでもある。素晴らしいの他言葉が出ません。死の前にあんなに穏やかになれるものか。その穏やかな場を適材適所に提供できた素晴らしい脚本家、そしてそれに答える仲間たち。
至福の職場を全うして旅立たれた緒方さんの魂が安らかであったろうなあという側面も垣間見れる そんな場面でもありました。
(゜-゜)(。_。) ウンウン 
貞美と貞三の親子の会話シーンは、秀逸でした。

>と、言う事は 佳音ちゃん、やっぱり彼は残り物ですって。(笑
まさか、佳音のことだったとは~(≧∇≦)ノ彡バンバン!



>「あいる びー ばっく」
私はメガネを出して、2度見しました(笑)
まさかの高山係長、大活躍♪
しかしまた懐かしい画像が…(’-’*) フフ
着物でジャンプしてるのは?
ん?牧瀬さん?
またまた難しい~(^▽^;)アハハ
プロフィール

りんりん

Author:りんりん
ドラマ好きのお調子者です(笑)
相変わらずのバタバタモードのため、ドラマレビュー少な目&コメレスは遅れがちでスミマセン。(^_^;)
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